佐野ラーメン～栃木県佐野市

湿度差の激しい気候風土と日本名水百選に数えられる出流原弁天池（いずるはらべんてんいけ）の湧き水で育った小麦を、「青竹打ち」という竹を使って麺をうつ方法で、中に気泡が作られるので熱伝導が良く、短時間で茹でられなおかつコシの強い麺に仕上がるのが特徴です。

市内には二百十数軒のラーメン屋があり、中太の縮れ麺が一般的ですが、細麺、平打ちなど、麺の種類も多く、醤油・鶏がら・豚骨などスープもさまざまに工夫されています。
佐野市観光協会が中心となり、昭和63年に「佐野らーめん会」を立上げ、町おこしの一貫として力を入れた取り組みが行われています。